ガバナンストークンとはDeFiにおける議決権に必要なトークンのこと

ガバナンストークンとは何かを解説します。

目次

ガバナンストークンとは

ガバナンストークンとはDeFiにおいて、プロジェクトで何かしらを決める際の議決権に必要なトークンです。

各DeFi(decentralized finance:分散型金融)プロトコルではDAO(Decentralized Autonomous Organization:自律分散型組織)に向けてプロジェクトを進行していますが、自立する組織の統制をするには議決権を配布することで可能となります。

その議決権として使われているのが、ガバナンストークンになります。

新しいプロジェクトにおいてアップデートや機能の追加など、提案に関しては全てガバナンストークンを所持している人が決定権を持ちます。

ガバナンストークンの所有量によって決定権は変化し、より新たな機能の提案や編集をするためにはたくさんのトークンを所有する必要があります。

また、イールドファーミングでの手数料の収入面や、DeFiへの期待からガバナンストークンへも大きく注目が集まり価格も上昇しております。

ガバナンストークンにまつわるDeFiとDEX

DeFi(decentralized finance:分散型金融)とは、従来の中央集権組織とは違い、非中央集権組織のための分散型金融のシステムを指します。

DeFiを可能にしているのがDEX(Decentralized Exchange:分散型取引所)になります。

DEX(Decentralized Exchange:分散型取引所)とは、管理者なしで取引を可能とする取引所を指します。

仮想通貨取引所では企業等によって管理や運営がされているが、DEXは管理者が存在しないため、個人によって資産を管理することができます。

企業や業者は各々が管理するデータベースに取引を処理していたが、ブロックチェーン上で全ての取引を処理することで、個人での管理を実現しています。

個人によって管理をすることで、営業日や時間に囚われずに取引が可能となります。

また、従来であれば金融機関を通して多額の手数料を支払っていた部分もDeFiによって手数料がかからなかったり、安く済むことが考えられます。

仮想通貨取引所では本人確認の審査が必要不可欠でしたが、DeFiでは不必要となるので今まで取引ができなかった人が取引することもできます。

DEXのデメリットとしては、全てが個人の管理となるため取引のミスや誤った送金など、全てが自己責任になります。

秘密鍵に関しても、絶対に忘れることがないよう注意が必要です。

また、現状では取引できる仮想通貨の種類も少ないので今後より流動性が高くなることに期待となります。

ガバナンストークンの種類

トークンとは既にあるブロックチェーンを使って作られる仮想通貨を指します。

あくまで商品券やポイントのようなものであり、トークンを使って売買することができます。

通常の仮想通貨であれば、事前に通貨の発行量等が決められていますが、トークンであれば発行者が発行枚数等を事前に決めることができます。

主要なトークンは5種類あります。

  1. プラットフォームトークン
  2. トランザクショントークン
  3. セキュリティトークン
  4. ユーティリティトークン
  5. ガバナンストークン

各々解説致します。

1プラットフォームトークン

各々のプラットフォームを利用するためのトークンです。

2トランザクショントークン

通貨の役割として使用するトークンです。

3セキュリティトークン

動産や証券などの資産をデジタル化したトークンです。

4ユーティリティトークン

もともとあるプロトコルへアクセスするために使用するトークンです。

5ガバナンストークン

プロジェクトで何かしらを決める際の議決権に必要なトークンです。

有名なガバナンストークンとしてはMakerDAOの「MKR」やCompoundの「COMP」があります。

MakerDAO

MakerDAOはステーブルコインの「Dai」を普及させるプロジェクトです。

「Dai」とは米ドルとの価格が「1Dai=1USD」と連動する仕組みとなっています。

過去の仮想通貨は、価格の変動幅が大きく通貨としての役割を果たしきれていませんでした。

「Dai」は他仮想通貨を担保にすることで、通貨としての役割を担うことを目的としております。

また自立する組織の統制の方法として、ガバナンストークンの「MKR」を使用した主に2種類の投票方法があります。

会議には「MKR」を持っていなくても参加をすることができますが、投票をするにあったては「MKR」が必要になります。

2種類の投票方法

  • ガバナンス投票
  • エグゼクティブ投票

    ガバナンス投票

    ガバナンストークンであるMKRを所有している人でプロジェクトを決める場です。

    エグゼクティブ投票

    ガバナンス投票で決まったことをより詳細に話し合う場です。

    Compound

    Compoundは金融プロトコルで、ガバナンストークンの「COMP」を普及させています。

    分散型レンディングプラットファームとして、仮想通貨を貸したり、借りたりすることが可能となります。

    ここでの貸し借りを行った際に支給されるのが「COMP」になります。

    Compoundは自立する組織の統制方法としてガバナンストークンの「COMP」を使用して投票を行っております。

    その他のガバナンストークンとして、uniswapの「UNI」やsushiswapの「SUSHI」など今現在でも新たに増えています。

    ガバナンストークンを手に入れるには

    ガバナンストークンを入手する方法として、大きくつ2つの方法があります。

    • イールドファーミング
    • 流動性マイニング

    イールドファーミング

    イールドファーミングはレンディングプラットフォームや分散型取引所にて自分の資産を預けておき、利息を手に入れる方法です。

    預けておいた資産は、資産を借りたい人が金利手数料を支払うことで借りられる仕組みとなっております。

    今までは、金融機関等の管理者が存在し金利手数料を受け取る構図でしたが、第三者がいないDeFiの仕組みとなっています。

    流動性マイニング

    流動性マイニングは、イールドファーミングで自分の資産を預けている際に利息だけでなく、新たなトークンを手に入れ方法です。

    沢山の資産を預けておくことで、利息と新たなトークンを手に入れことができます。

    また、預けているプラットフォームが活発になることでトークンの価値も上がっていき、結果高い年利を生むことで注目されている方法になります。

    中には、数千%の年利を生んでいることから今後も需要は加速していくことが考えられています。

    ガバナンストークンの今後

    ガバナンストークンは配布するプロトコルでの影響を受けて価格が変化します。

    価値のあるプロトコルであればあるほど、ガバナンストークンの需要も高まり価格も上昇していきます。

    最近では、ガバナンストークンへの注目も集まっていることから価格も高騰しております。

    また、以前までは各々のトークンに対する将来への期待や評価によって価格が動く傾向がありました。

    しかし、今では実際のプロダクトの影響によって動く傾向が強くなってきており、このことからファンダメンタル的分析も可能になっています。

    まとめ

    ガバナンストークンは、DeFiでの自立する組織の統制をする上では重要な価値を作っています。

    今までは、管理者がいた中央集権組織が当たり前でしたが、将来的には非中央集権組織が当たり前となることも考えられます。

    ガバナンストークンを持っていることで、誰もがプロジェクトにおいて意思決定することができ、より個人が力を付けられる時代になっています。

    DeFiにおいては日々新たな情報が増え続けているので、しっかり注目しておくことをオススメします。

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